






About
景色をひらく
人生のなかでいつかは出会う「こんな大人になりたい」、「こうした生き方をしたい」という気持ち。その感情と出会うためには『まだ知らない世界を、ひとつでも多くの知っている世界に変えてゆくこと』が大切だと考えています。数ある選択肢の中から自らの意志で歩む道を選ぶことができたなら、より良く自分らしく生きることができる。
日常の風景も遠い街に広がる街並みも、経験したことのない生き方や知らない土地にある文化も、自分らしく自由に生きることが世の中の光となり、社会をより良い方向へ向けてゆくと強く信じて。
私たちは「人と人の出会いが景色を開き、無数の景色が人生を広げる」という信念のもと、食・アート・音楽・デザイン・イベント・ホテルをコンテンツに、人とひと、若者と大人、文化と価値観が交わる場と状況をつくります。
Media
2025.01.24

CHAPTER vol.39【EAT】
宮﨑 あゆみ (27)
農業者
バレエができなくなったとき、私は家族に助けられた。なにも訊かず、慰めるでもなく、ただ存在してくれる家族に。だから私は、“それ”になりたい。ぜんぶに向けて両手を広げて待っていられるファームになりたい。「大丈夫、あるよ」って、ただ。そして、その広げる手を、ちょっとずつ、ちょっとずつ大きくできたら。
2025.01.17

CHAPTER vol.38【EAT】
藤代 将平 (29)
Staff Only シェフ
フランスでは、食の“近さ”を感じた。「料理人だから」とかじゃなく、どんなひとでも市場に行って野菜を買うし、特別な日じゃなくてもレストランへ行って、昼間からお酒を飲んで楽しむ。なにもかもがフラットだった。
2024.11.26

CHAPTER vol.37【EAT】
佐藤 飛鳥 (28)
ゴロクヤ市場 代表
野菜を育てることにおいては、8割は野菜の力で、ひとの力は2割程度。それに、農家さんが農業を仕事にできるのは、食べ手がいるから。そこには、上も下もない。すべての関係性がフラットになってはじめて、いいものができるんじゃないかと思う。
2024.10.07

CHAPTER vol.36【EAT】
山田 海斗 (27)
八百屋
野菜は単価も利益率も低い。そういうことを全部把握してしまうと、たくさん物を置いて、たくさんのひとに買ってもらう方がいいに決まってる。じゃないと、絶対成立しないから。でも、うちはいい野菜を扱ってる店だから、だったら、マルジェラみたいに置いたほうがカッコよくない?と思った。
2024.09.05

CHAPTER vol.35【EAT】
石井もも (27)
moo オーナー/株式会社POPPIN代表
音大に入ることが目標だったから、それを達成してしまうと、通う意味が見出せなくなった。同時に、いろんな飲食店にご飯を食べに行くようになり、音楽そっちのけで食の世界に興味が傾いた。世の中には、こんなにおいしいものがあるんだって。
2024.08.16

CHAPTER vol.34【EAT】
脊戸 壮介 (28)
料理人
圧倒的な威厳のあるひと皿は、いろんなものが積み重なりあって、やっと、偶然に起きるようなものだと思う。自分の店をこれから30年間やっても、もしかしたらできないかもしれない。でも、目指さないと、一生辿り着けないと思うから。