CHAPTER
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2024.10.07
CHAPTER vol.36【EAT】山田 海斗 (27)八百屋野菜は単価も利益率も低い。そういうことを全部把握してしまうと、たくさん物を置いて、たくさんのひとに買ってもらう方がいいに決まってる。じゃないと、絶対成立しないから。でも、うちはいい野菜を扱ってる店だから、だったら、マルジェラみたいに置いたほうがカッコよくない?と思った。 -
2024.09.05
CHAPTER vol.35【EAT】石井もも (27)moo オーナー/株式会社POPPIN代表音大に入ることが目標だったから、それを達成してしまうと、通う意味が見出せなくなった。同時に、いろんな飲食店にご飯を食べに行くようになり、音楽そっちのけで食の世界に興味が傾いた。世の中には、こんなにおいしいものがあるんだって。 -
2024.08.16
CHAPTER vol.34【EAT】脊戸 壮介 (28)料理人圧倒的な威厳のあるひと皿は、いろんなものが積み重なりあって、やっと、偶然に起きるようなものだと思う。自分の店をこれから30年間やっても、もしかしたらできないかもしれない。でも、目指さないと、一生辿り着けないと思うから。 -
2024.08.08
CHAPTER vol.33【EAT】高橋 真人 (27)Sabasu ベイカー究極言うと、僕にはほとんどこだわりがない。だからサワードウっていうのもあるのかもしれない。サワードウの味は、つねに一定ではなくて、変化を許容せざるを得ないから。Sabasuのオーナーの言葉を借りると、「Your friend」。僕もそういう感覚で。 -
2024.07.22
CHAPTER vol.32【THINK】平井喬 (24)ブリューワー見習い野菜は命の根源だし、それを育てるって、福祉的にもすごく尊い。種から育てて実が成って、それを食べて、自分のからだになっていく。だからせめて、自分が食べる分のお野菜くらいは、自分の畑でつくりたい。その距離感が掴めた気がする。 -
2024.07.14
CHAPTER vol.31【EAT】中澤瑠梨 (28)La mela代表La melaのジュースがたくさんのひとにおいしいと言ってもらえている、とつくり手たちが知ることで、「そもそものりんごも、本来自分たちが設定したい値段で売ってもいいんじゃないか?」と、あるべき方向に考えが向かうことがうれしい。長野の景色や自然のゆたかさが、これから先もずっと続いてほしいと思う私にとっても、それはとても意味のあることだから。 -
2024.06.07
CHAPTER vol.30【EAT】藤城はづき (27)バリスタ、COFFEE TiPS ファウンダーそれまでは、自分がコーヒーをサーブすることでだれかを笑顔にすることばかりを意識していた。でも淹れているその瞬間は、自分自身がすごく楽しんでいることに気がついた。渡せば相手のものになるコーヒーも、淹れているときはまだ私のもので、それをシェアできることが、すごくよかった。 -
2024.02.29
CHAPTER vol.29【EAT】齋藤 朗人 (29)サワードウベイカー「Always try to be the best version of yourself」という言葉に救われた。それに、サワードウはコントロールできない。しっかり寄り添いながら、最善の状態を引き出すことが必要。だから急がないし、自然と寛大になれるというか。 -
2024.01.16
CHAPTER vol.28【EAT】三浦 思聞 (27)Ukiyo サービスバーテンダー仕事でもあるし、生活そのものでもあって、遊びでもある。だから苦じゃないし、いま“スパイラル”のなかに入ったから、そこに時間を使いたい。そこにおいては、お給料とかそういうバランスの話ではないし、ブラック/ホワイトなんていう社会的な判断の話でもない。いまここで働くことがただただ楽しくて、高校時代に剣道だけをしていたときと同じように、ほかのことはまったく入ってこない。 -
2023.12.05
CHAPTER vol.27【EAT】上延 可怜 (25)バリスタ、ソムリエコーヒーの世界では、つくり手と飲み手の距離が遠い。私はいつか、その距離を感覚的に縮める役割を担いたいと思う。文化やカルチャーとして、コーヒーを日本の日常に根付かせる。そのために、今後もさまざまな生産地へ足を運び、両者をつなぐための活動を地道に続けていきたい。 -
2023.10.10
CHAPTER vol.26【EAT】桑原和紀 (27)nephew バーマネージャーまわりがカッコいいと言うものを、カッコいいとは思わなかった。だから、散々「ダサい」と言われ続けた。でも、大学生の頃の出会いで、その後の価値判断や方向性が定まった。彼こそ、自分にとってかけがえのない「センスのあるオトナ」だった。 -
2023.10.01
CHAPTER vol.25【EAT】矢野 仁穂 (26)焼き菓子屋カサネ 店主イベントでは運営側として、みんなが楽しんでいるようすを端っこで眺めている方が好き。実際、さまざまな場所でポップアップをやり、最前線でモノを届けてみた結果、自分にとってここがベストフィットじゃないと感じた。たぶん、距離が近すぎて。